指名を取れるセラピストが技術以上に”接客と会話力”を重視する理由と指名の取り方
2024/07/03セラピストブログ
リラクゼーションセラピストの接客力の重要性
◎お客様との信頼関係を築く方法
お客様との会話や信頼関係の構築は、自身が行う施術の効果を最大限に引き出すために不可欠です。
施術の効果を最大限引き出す場合、「お客様の身体の状態を知る事」から始まるといっても過言ではないでしょう。
リラクゼーションセラピストとして施術する事や技術を提供するという事がサービス内容ではございますが、実はそのサービスはカウンセリングといった「会話」から始まっています。
その為、先ずはしっかりお客様と会話を行い、身体に関する悩みをお伺いし、話しやすい雰囲気を作り、関係性を構築する事から始まります。
お客様は、セラピストとの信頼関係があるからこそ、心を開いてリラックスし身体の隅々の不調まで教えてくれるのです。
信頼関係を築くためには、お客様の話を丁寧に聞き、共感し、安心感を与えることが重要で、お客様一人一人に寄り添う姿勢が信頼関係構築の第一歩です。
お客様が何を求めているかをよく理解し、それに合わせたサービス、技術提供をすることでお客様の満足度が向上していきます。
◎親身な対応
お客様に対して親身に対応することで、安心感を与えることができます。
パーソナルスペースに踏み入るセラピストの仕事の特性上、安心感を持っていただく事がセラピストとしての信頼が高まり、指名数が増えたり、リピーターが増える可能性が高くなります。
お客様の悩みや不安に寄り添い、共感すること、お客様の身体の疲れやお身体の悩みを改善しようと一生懸命に努める事で、より深い信頼関係を築くことができます。
◎適切なフィードバックを提供
お客様に対して適切なフィードバックを提供することが重要になります。
施術後の状態や今後のお身体のケア方法、お客様のお身体に合った来店頻度の提案についてアドバイスを行うことも、心掛けましょう。
お客様は身体のことは知らない方が大半で、お客様からすればセラピストは身体のエキスパートと捉えております。
お客様の状況に合わせて、具体的なアドバイスや情報提供を行うことで、お客様の満足度を高めることが出来、今後のお客様のお身体のケアの指標にもなります。
フィードバックの提供をしっかり行う事もお客様からの信頼につながるでしょう。
技術と接客のバランスをとる
◎技術と接客の融合
リラクゼーションセラピストにとって、技術力と接客力はどちらも重要な要素です。
技術力だけでは、お客様の心は掴めません。
お客様とのコミュニケーションを円滑に進め、安心感を与えることで、技術の効果を最大限に引き出すことができます。
施術金額を頂いている以上、施術が上手いのは当然であり、施術技術の上質さ+αの何があるかといった点が、お客様がセラピストの指名になるか否かを決定します。
その為、技術力のみでのサービス提供ではなく、技術と接客力をバランスよく融合することが求められます。
◎接客力が技術を引き立てる
接客力があることで、お客様は施術を一層リラックスして受けることができます。
”押してほしいポイント”や”力加減”、”ストロークの好み”、”暑さ寒さの要望”など、自分の要望を伝えやすくするのも接客力や会話力でありますので、お客様から要望を伝えやすくなる雰囲気を作る事(接客会話力)も重要でしょう。
お客様との会話を通して、施術に対する不安を解消したり、施術の効果を高めるためのアドバイスを提供したりすることで、お客様の満足度をより高めることができます。
そのような状態が構築できると、お客様はそのセラピストを指名するようになるでしょう。
◎継続的な学びの大切さ
接客力と技術の両方を向上させるためには、継続的な学びが欠かせません。
研修やセミナーを利用してスキルや接客力を磨いていきましょう。
お客様のニーズや時代の変化に対応するためには、常に新しい知識や技術を習得することが重要です。
様々な講師の技術や身体へのアプローチ方法、更には考え方や経歴等を自分に取り入れ、自身の将来に活かしていく事が重要でしょう。
成功体験と失敗体験から学ぶ
◎接客力、会話力が非常に重要な理由
記事を執筆しております私も、施術を受けることが非常に好きで、色々な施術を体験してきましたが、ある日に新人さんに施術して頂く事になりました。(その日が初デビュー日)
技術のみで言えばお世辞にも上手と言える技術ではありませんでしたが、とにかく一生懸命に身体を解していこうとする姿勢(会話、雰囲気、そのセラピストの頑張り具合等)で、息を切らしながら、汗だくになりながら、90分の施術を行ってくれました。
施術後には「自身の未熟さ」を謝罪され、次回までには色々調べて精進しておきますとのお話で、私は退店しました。
技術力のみで言えば全く上手ではなかったものの、その姿勢に感銘を受け、1ヶ月後にそのセラピストさんを指名して施術を受けたところ、非常にスムーズに施術が行えるようになっており、非常に感動した事を覚えております。
技術のみに一辺倒にならずに、人柄が商品になるんだな…と改めて感じた場面でもありましたし、”それぞれのお客様がセラピストを育てる”という感覚を感じた場面でもありました。
それからは以前にも増して、お客様とのコミュニケーションの取り方や信頼関係の築き方は非常に重要な要素と捉えるようになりました。
◎エゴや傲慢な態度や過信こそ禁物
私が感じた失敗するセラピストの特徴として、傲慢な態度・自身の技術に自惚れている方は指名を獲得しにくい節があるのではないかと感じております。
いくらセラピストの技術力が高くとも「指名料10,000円です」と言われると、セラピストを指名する事を躊躇しますし、他に行こうかな…と感じてしまう方が多いと思います。
そのような感覚で、傲慢な態度や謙虚な姿勢が無い接客を行ってしまうと、いくら優れた技術を持っていたとしても、次に行こうかなといったマインドにはならないものです。
「技術職だから、接客や会話を重要視していない」という事も”自身の魅力を伝えるツールを捨てたこと”に繋がりますし、そのような仕事の取り組み方も傲慢ともいえるでしょう。
自分の身体でもないわけですので、施術のみでお客様を満足させるのは不可能で、医師免許を持った医師でさえ問診は必ず行いますし、診察時に世間話くらいは必ず行うはずです。
指名を取れるセラピストというのは、いつどんな時も顧客目線で物事を図れることが非常に大切になって来ます。
◎継続的な改善
常に改善を心掛けることで、お客様の満足度を高め続けることができます。
お客様からのフィードバックを参考に、サービスや接客方法を改善することで、より良いサービスを提供することができます。
お客様一人一人、凝りや張り、身体の状態は千差万別ですので、一人一人に合った施術構成を構築し、施術を行うように努めていきましょう!
お客様の思った通りの施術が行えなかった日も当然出てくるかと思いますが、そのような時はクロージング時に謝罪と次回までに対応できるように努力するようにしていきましょう!
その姿勢こそが最大の防御になりますので、そのような姿勢でお客様一人一人に寄り添えば、悪い口コミを書かれたりすることもなくなるでしょうし、自身の将来のセラピスト力にもなっていくでしょう。
仕事と家庭のバランスを取る方法
◎身体のケアの重要性
セラピストとしての仕事と家庭のバランスを取るためには、自身の身体のケアが不可欠です。
セラピストというお仕事は、精神的にも肉体的に自分の身体も疲れてしまします。
疲れが溜まる前にマッサージに行ったり、凝りや張りを未然に防ぐために、ストレッチ等を行い、疲れを溜め過ぎないように心がけていきましょう。
疲れを溜めないようにするために、食事にも気を付ける事も重要になりますし、身体によい物の接種方法等も学んでいきましょう。
プライベートで自身の身体を労わることは、仕事上でお客様にとっても良い情報にもなるでしょう。
◎ストレス管理
ストレス管理を適切に行うことで、仕事と家庭の両立がしやすくなります。
ストレスをため込みすぎると、仕事のパフォーマンスが低下したり、体調を崩したりする可能性がありますので、休日にはしっかりストレス解消するなど、身体的にも内面的にリフレッシュしていきましょう。
友達と買い物に行く、好きなことをとことんする、身体を使って汗をかく、ゴルフの打ちっぱなりに行って斜めに飛ばす(笑)→ストレスたまるかもですが(;’∀’)、心身ともに癒すために、リラクゼーションへ行ってみる、温泉で内側からデトックスする等、心労を溜め過ぎないように、自身の心と身体をリセットすることも非常に大切です。
まとめ
◎総括と今後の展望
リラクゼーションセラピストとして指名数を獲得し続けて、成功するためには、技術だけでなく接客力と会話力が重要です。
お客様との信頼関係を築き、安心感を与えることで、自身の持つ施術技術の効果を最大限に引き出すことができますし、自身の施術技術が合わなかったお客様に対しても防御をする事が可能です。
技術職ではありますが、根底にあるものは「人と人との、つながりの仕事」「技術や接客・サービス等の形の無いものに価値を見出される仕事」という事を今一度考えなおし、魅力あるセラピストになっていけるように精進していきましょう。
”指名数を量産できる=人から支持される”という事は、今後の自身の人生において何物にも代えがたく有利な武器になります。
我々asian relaxation villa は本記事の内容に一番こだわり続け、突き詰めてきた企業でもあります。
これからのキャリアにおいても常に学び続け、成長し続けることが大切です。