2022/04/28
大きな買い物をした後には金銭感覚が鈍る
完全個室のリラクゼーションサロン、ヴィラ平和島の内装工事が終わりに近づいてきました。
思い起こせば今年始まった時点ではこんなに大きな仕事を自分の責任ですることになるとは思っていませんでした。
正確に言えばやることは決めていましたが、現実味をもって自分事と考えていませんでした。
この数か月数限りない打ち合わせをして、ようやく形になってきたヴィラ平和島。
特に完全個室というプライベート空間を作ることにこだわったために、予算を大幅に超過しての着地となりました。
まあ、それ自体は自分が選んだ道ですから、このこだわりがお客様にとって評価していただければ後からおつりがくるぐらい
安い投資になるはず、です。
そうでなかったら、、、明るく笑っていきましょう。
さて、内装工事をお願いしていると、何十万円、何百万円という単位でお金が動いていきます。
一般のサラリーマンであれば、ここまで大きな出費はマイホームの購入頭金か、子供の教育費などでしょう。
事業をするというのはお金を動かすということなので、普通に生活していたら扱わない金額のお金が
どんどんでていくのです。
先行投資で書けるべきところにはお金をかけないといいリラクゼーションサロンになりませんから、
内装にはこだわりを持って仕上げました。
一方で、いまだに普段生活している時にはキャベツが一玉いくらとか、卵が1パックいくらとかそういう金額が
気になります。
ところがこの金銭感覚が、大きな買い物をした直後には鈍ってしまうものです。
住宅ローンを組んで自宅を購入する人は、数十万円のオプションは気前よく追加購入してしまうといいます。
ちょっと高いものでも、お金をたくさん使った後には感覚が鈍って安く感じてしまうのです。
仕事のお金は仕事のお金。プライベートのお金とは別物という感覚を身に着けるということは、
経営者の感覚と消費者の感覚を行き来することです。
そのバランス感覚はずっと大切にしていきたいですね。