2022/05/07
実店舗でお金を使うおもしろさ
私は別の仕事でIT系の仕事をしていますので、実店舗という箱があるビジネスが新鮮です。
しかも自分が好きなバリ風のリゾートのようなサロンを作ることはかねがねいつかできたらいいなと温めていた夢だったのですが、去年「人生一度きり」と思い立ち、ヴィラ本部に電話したところからすべてが始まりました。
実店舗というのはお金がどんどん出ていきます。
テナントを借りますからその家賃もかかりますし、従業員に働いてもらうのでその方々の給料もお支払いする。そのほかにも細々とした出費があり、毎月出ていくお金は100万円を下りません。
それでも金銭的な見返り、仕事をしている見返りがあるからこそこのビジネスをしているのですが、お金を使うということの面白さに気が付きます。
なるべくお金をかけないでスモールスタートするのが基本ではありますが、自分のリスク許容範囲内でお金をつかってビジネスをするということは、それだけ得るものが大きいのです。
100万円を毎月使うということは、それだけの経験を得るということなのです。
これは、節約とは全く反対の考え方です。
節約することは家計・企業の健全な財務基盤を作るという意味で大切ですが、お金を使わないと経験できないことというのは確実にあります。
半年前自分が店舗をはじめようと思ったときには、今考えれば何もわからないことだらけでした。
店舗の探し方もわかりません。
スタッフの探し方もわかりません。
内装の選び方もわかりません。
記事の写真の柏餅も、お金を払ってみないと味はわかりません(笑)
これらのことをお金を払って勉強しながら一つずつ経営者として必要な知識を学んでいます。これらの知識は100万円はらわないと手に入らないのです。
世の中で経営者になるためのトレーニングとして、MBAに通うという方法がありますが、フランチャイズに加盟するということは、まさに経営者としての実践トレーニングを同時に積むということでもあります。
節約する人生でしっかりとお金をためて人生を乗り切ろうとかつて私は考えていましたが、ここにきて少し考え方が変わりました。しっかりとお金を使って、充実した人生をおくるために挑戦しつづけます。