2020/12/19
冷え🥶についての徹底対策❗️
皆様こんにちは❗️
ヴィラ松本店です🌸
最近では松本でも雪がよく降りますね☃️
今年は雪が多くなるかも…?なんて予想もあるようなので、寒さ対策をバッチリしていきたいですね💪
しかし、温めても温めても寒い🥶
なんて経験はないでしょうか。
寒さ対策をバッチリしているはずなのに体の芯から冷えているのを感じる…。
そして、冬だけでなく夏も寒い…❗️
このような「冷え性」の症状をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
今回は、この「冷え」について改善策や対処法などをご紹介していきたいと思います☝️
そもそもどうして冷え性の症状は出てしまうのでしょうか。
人体が冷える原因として、大きく3つに分ける事ができます。
1つ目は体内で熱を作る事ができない場合です。基礎代謝は1日のエネルギー消費の60〜70%を占めています。体の部位ごとに基礎代謝を分けると、筋肉が約38%、肝臓が約12%、胃腸と腎臓がそれぞれ約8%、脾臓が約6%、心臓が約4%、その他の部位が約24%となっています。つまり筋肉量が少ないと、生み出される熱は少なくなります。
男性より女性の方が冷えを感じる割合が多いのは、女性の方が筋肉量が少ない為であると言われています。ちなみに、体重に対する筋肉量は、男性が約40%であるのに対して女性は約36%と4%もの差があるとされています。そのため、ダイエットなどで筋肉量を減らしてしまうと慢性的な冷えに結びついてしまう可能性があるのです。
2つ目は作られた熱が全身に行き届かない場合です。その主な原因は、自律神経のバランスの乱れとされています。自律神経のバランスが乱れると、血流が滞り全身に熱が送られなくなってしまいます。この自律神経のバランスは不安などの心因性のストレスなども大きな関わりを持っています。そしてストレスが溜まると美味しいものや甘いものをいっぱい食べたくなってしまいますよね。実はこれも冷えの要因の一つとされています。食べ物を食べすぎると消化のために内臓が働くための栄養となっている血液が胃腸に集まってしまい、熱生産を多くする筋肉や肝臓などへ栄養を送れなくなってしまうのです。そして砂糖を多く含んだ甘いお菓子などは、痰湿(たんしつ)というヘドロ状の水を生み出して血管を弱らせ、血液を濁らせてしまいます。そのため、糖を多く含んだ食べ物は身体を冷やしてしまうのです。しかし、これは食事改善で良くなる可能性は十分にあります。酒粕や味噌、甘酒などの血の巡りをよくする食材や、痰湿を取り除く豆類や玄米、大根などを食べる事で改善されていくとされています。
3つ目は体内の熱が逃げやすいという場合です。「1日2リットルの水分を摂りましょう」という言葉を聞いた事がある方は多いかと思いますが、これは汗をかいたり排尿したりすることで、水分をしっかり外へ出している場合に当てはまる事です。しかし、血流が悪く身体が冷えているため汗をかかず、水分が十分に排出されていない人にとっては、身体に不要な水分が溜まってしまい冷えやすくなってしまっている場合があるのです。足などがむくみやすい人は特に注意が必要で、むくんでいるということは余計な水分が溜まってしまっているか、血流が悪くなっている事で心臓に向かって血液を押し戻す働きが弱まっているかなどの様々な要因があげられます。身体がむくみやすい人は同時に身体の冷えを感じている場合も多いのではないかと思われます。
以上3つが冷えの主な原因になります。
それでは、これらを改善するにはどうすれば良いのでしょうか。
2つ目の原因について紹介した際に、食事改善を挙げさせていただきましたが、更に深く掘り下げてみましょう。
まず身体を【冷やす】食べ物の例を挙げると、
野菜・果実類 : キュウリ、レタス、トマト、柿、梨、バナナ、メロン、スイカ、パイナップルなど
飲料 : 麦茶、コーヒー、牛乳、豆乳など
調味料 : 酢、植物油など
になります。如何ですか?皆さんがよく口にする食べ物はありましたでしょうか?では反対に、身体を【温める】食べ物はどんなものがあるでしょうか。
野菜類 : ニンジン、カボチャら玉ねぎ、山芋など
肉・魚類 : 鶏肉、牛肉、鮭、鯖、タラ、ふぐなど
調味料・香辛料 : 味噌、ニンニク、コショウ、シナモンなど
豆類など : 小豆、黒豆、納豆など
になります。如何でしょうか。やはり肉や魚などの筋肉の素となるタンパク質を多く含む食材が重要なようですね。
野菜などは、地中に向かって成長する根菜のほとんどは身体を【温める】食材であると言われています。色の濃い食べ物の多くは身体を【温める】食材であるそうです。
逆に身体を【冷やす】食べ物の特徴は、地上で育つ葉物野菜や南方産の果実、色の薄い食材は身体を【冷やす】とされるものが多いです。
因みに冷えに効くとされているショウガですが、実は生で食べると身体を温めてくれる効果はほとんど無いとされています。ショウガは腸管の粘膜の血流を増やすなど胃腸にとっては非常に良い効果をもたらしてくれるのですが、冷えを解消してくれるかと言われると実はそこまで効果は期待できないのではないか?とも言われています。生のショウガには「ジンゲロール」という成分が含まれており、刺激は与えてくれますが、それによって身体は温まることはないそうです。しかし、ショウガを蒸して干した乾姜には「ショウガオール」という成分が増えて身体を温める働きをしてくれます。そのため、ショウガを摂取するときは粉末にした乾姜を活用すると良いとされています。
そして上記で基礎代謝について軽く触れさせていただきましたが、その中でも基礎代謝の全体の12%を占めている肝臓について詳しく紹介させていただきます。
肝臓は人体の中でも1番大きな臓器であり、成人の肝臓重量は約1.2〜1.5㎏といわれ、肝臓の一部が傷ついたとしても、ほかの部分でカバーする事ができるほどにとても強い臓器であるといわれています。肝臓は主に4つの働きがあり、
①食事から摂取した栄養を体内で必要なエネルギーに変える【代謝機能】
②アルコール、アンモニア、薬など身体にとって有害な物質をろ過し無害化する【解毒作用】
③脳に必要なエネルギー(グルコース)をいつでも供給できるように貯蔵しておく【エネルギー貯蔵機能】
④消化酵素を作り、血中のコレステロール値を調整し、脂質の吸収を助ける【胆汁の生成機能】
があります。
①の基礎代謝機能に加えて他3つの機能も兼ね備えている肝臓はやはり疲れやすく、【沈黙の臓器】と言われているだけあり、自覚症状が薄いのが特徴です。
肝臓が疲労してくると、本来解毒されるはずの老廃物がろ過できなくなり、体内に老廃物が残り、またエネルギーとして代謝しきれなかった栄養は中性脂肪となって蓄積されてしまいます。身体にとって不必要なものがどんどん溜まっていってしまうことに加え、エネルギーが作れなくなってしまうことでどんどん悪循環になり、身体を動かすことがますます辛くなってしまいます。
肝臓が疲れている時の特徴として、
・身体が疲れやすい
・食欲の低下(特に脂っこいものを欲しく無くなった)
・足が浮腫む、お腹が張る
などが挙げられます。
これらもやはりストレスなどによる自律神経の乱れが大きな影響を与えます。
ストレスを緩和するためにも内臓にあまり負担をかけずに疲労を取る事が重要となります。
自律神経をコントロールしているパイロット的存在は脳の中に存在しています。その中でも注目すべきところが「扁桃体(へんとうたい)」という部分です。
これは脳の中にあるアーモンドサイズの神経細胞で、自律神経を操る役割を担っています。
しかし、この「扁桃体」は心配性な面を持っており、心身の異変を感じるとすぐに心配になって、その原因である危険なものを回避するように自律神経を操ってしまうのです。すると、自律神経は乱れ呼吸数、心拍数をあげます。胃腸の動きをストップさせ、筋肉と脳にたくさん血液を送ろうとします。
その結果として私たちは、「動悸」「過呼吸」「息切れ」「消化不良」「緊張」という症状が出てしまうのです。
そして、この「扁桃体」は不快な身体感覚や不快な感情という2点に大きく影響されると言われています。身体や精神に「不快である」という情報が伝わるとこの「扁桃体」が過敏に反応してしまうというわけです。
冷えや身体の疲れ、内臓の疲れと大きな関わりを持っている「自律神経の乱れ」。
なかなか一筋縄ではいかないものですが、当店のマッサージの中でもこの「自律神経の乱れ」に働きかけるマッサージがあります❗️
中でも、オイルマッサージやルルール、オプションメニューのヘッドスパやヘッドマッサージがおすすめです☝️
筋肉の疲労だけでなく、内臓や脳などの内側に働きかける当店のマッサージを、是非この機会にお試しくださいませ☺️
本日もご来店お待ちしております💐