2022/12/17
揉み返しと好転反応の違い No.1
こんにちは!
villa札幌中央店 晴柀です☺️
マッサージを受けた後、身体が怠くなったり、揉まれたところに痛みを感じたことはありませんか?
もしかしたら揉み返し?と思いますよね。
そこで意外と知られていない揉み返しの原因、揉み返しと混同されがちな好転反応について2回に分けてお話したいと思います。
そもそも揉み返しと好転反応は全くの別物です。
違いとしては、施術後に見られる症状と症状の持続期間。
◎揉み返しとは
体からのアラートサイン。
過度な刺激(押す力が強すぎる)や、無理な姿勢での施術によって筋肉にある筋膜や筋繊維が損傷し、炎症を起こしてしまうことです。ひどい場合だと内出血を起こすこともあります。結果的に筋肉が固くなり余計に筋緊張が強くなってしまい、これが痛みとなります。
《原因》
○強すぎる刺激
○筋肉の凝りすぎ
○施術に慣れていない
○老廃物の溜まり過ぎ
○施術者の知識や技量不足
《症状》
長期間の痛みや怠さ、患部の痛み、余計に凝りが酷くなった、稀に吐き気や頭痛
《期間》
2~3日(3日以上続くことも)
《対処法》
○炎症部のアイシング
アイシングは毛細血管を収縮させ腫れや痛みを抑える効果がある
※炎症部の温めはNG✕(2日経ったら温めOK)
→温めると血流が良くなり、より痛みが増すことが考えられる(入浴、激しい運動も避けた方が〇)
※飲酒は肝臓の働きがアルコール分解に集中してしまうので、筋肉の修復を妨げてしまう可能性があります。揉み返し時は飲酒を控えることをおすすめします。
このように施術後、筋肉痛のような患部の痛みと2~3日以上痛みが続くような場合は揉み返しの可能性があります😥
アイシングなどで炎症を抑え、様子を見つつも、自分で判断が難しい場合や我慢できない辛さになった場合は病院で診てもらうようにしてください。
カウンセリング時にマッサージの頻度や揉み返ししやすい箇所、触れられたくない場所、ご希望の力加減などご要望は遠慮なく、スタッフにお申しつけください😀
次回は好転反応についてお話したいと思います!!