自律神経失調症に効くツボ

2021/03/30

2021/03/30

自律神経…最近良く耳にする言葉ですよね。

自律神経とは自分の意志ではコントロール出来ない神経です。

自律神経失調症になると、症状は人によって異なりますが、頭痛、睡眠障害、貧血、めまい、腹痛、嘔吐、不安、集中力の低下、肩こり、筋肉痛、息切れ、息苦しさ、動悸、発汗、下痢、便秘など様々な症状が現れます。

今日はそんな自律神経の乱れを抑えるツボをご紹介します!

 

なぜ起こるのか?

外からの刺激に対して交感神経と副交感神経が切り替わることで体内を調整するのが自律神経。過度のストレスなどで自律神経がうまく動かなくなった状態を自律神経失調症と呼びます。

 

暮らしの中でできる対処術

🏠生活のコツ🏠

真面目で責任感の強い人は環境の変化やストレスの影響を受けやすく、自律神経失調症になりやすいといわれます。まぁいいかと適度に力を抜くことも必要です。

女性のホルモンバランスが大きく変わる思春期、出産後、更年期は自律神経失調症にかかりやすい時期です。無理せず上手に乗り切る工夫をしましょう。

エアコンの効いた部屋に長くいて体温調節がうまくできなくなったり、昼夜逆転した生活を続けたりすると自律神経を乱します。規則正しい生活を心掛けましょう。

ゼラニウム、ラベンダー、グレープフルーツは気持ちを明るくする香りです。ベースオイルに精油を混ぜて耳の後ろや胸元に少し塗ると心が落ち着いて元気になります。

適度な運動習慣は自律神経を整えてくれます。ウォーキングなどの有酸素運動や、筋力トレーニングは交感神経を活動させる。朝の交感神経にスイッチを入れるのにも適しているし、なるべく習慣的に行いたいが、夜行う場合は入浴前、かつ睡眠の2時間前には終わらせましょう。

また、ゆっくりと呼吸をしながら行うストレッチは副交感神経を優位にし、心身をリラックスモードへと導きます。

夕食は就寝の3時間前までに終わらせましょう。どうしても時間が遅くなってしまう場合は消化に時間がかかるものは避け、温野菜などを中心に選び、腹8分目までに抑えましょう。

起床時に日の光を浴びると体内時計がリセットされ、その日の入眠がスムーズになります。また、睡眠時には汗をかいているので、起きたらコップ一杯の常温のお水を飲んで水分補給をしましょう。

 

🍚食べ物🍚

レモンバームは精神を安定させて胃腸を癒してくれます。消化促進作用もあるので、ハーブティーを飲むと食欲も出てきます。

自律神経のバランスを整える作用があると言われるセロトニン。その材料となる栄養をを豊富に含むバナナとヨーグルトの組み合わせは朝食に最適です。また、腸内環境も整います。

バナナ、ヨーグルト以外にも豆腐、納豆、味噌などの大豆製品、卵(魚卵、鶏卵)ナッツ類やイワシもセロトニンの原料となる栄養素を含んでいる。朝食に納豆や卵をプラスして自律神経を整えましょう。

 

 

 

自律神経の乱れに効くツボをご紹介します(*^^*)

心包区(しんぽうく)

手のひらの中央部分一帯をさす。自律神経の乱れを整える効果がある。ゴルフボールを両手に挟んで転がしながら刺激すると効果的。

指間穴(しかんけつ)

甲側の各指の股にあるツボ。神経の乱れを改善する。親指と人差し指で挟んで押しもむ。

 

八風(はっぷう)

足の甲側、それぞれの指の間にある八風というツボは高ぶった神経を落ち着かせる効果がある。ツボを親指と人差し指で挟むようにつまんで強めに刺激するとよい。

 

今はコロナ禍でもあり通常よりストレスを感じる事が多い毎日ですよね。

今日ご紹介したツボを刺激したり、規則正しい生活して、心をリラックスさせて自律神経の乱れを整えましょう☆

 

参考文献:手のツボで体調改善 Tarzan自律神経を整える