肩や腰痛に生じる「こり」の正体とは?こりのメカニズムと対処法

2021/01/03

2021/01/03

こんにちは!明けましておめでとうございます!

全国でリラクゼーション・マッサージを展開する「asian relaxation Villa」です。

 

日頃から仕事や家事で疲弊している現代人。

 

慢性的に首や肩こりに悩まされている方も多く、軽く触れただけで肩がゴリゴリしているお客様も非常に多いです。

 

皆さんが悩んでいる肩や腰痛に生じる「こり」ですが、そもそも何が原因で生じているのでしょうか?

 

本記事では、知っているようで知らない肩や首、腰痛に生じる「こり」のメカニズムと対処法についてご紹介します。

 

ぜひ記事を参考にこりの少ない日常生活を送りましょう。

 

そもそも肩や腰痛のこりの正体って?

肩こりに悩む女性

皆さんが口々に話される肩や首、腰痛に生じる「こり」の正体ってご存知ですか?

 

ここでは、こりの正体について具体的にご説明したいと思います。

 

まず肩や腰痛に生じるこりの正体を理解するためには、私たちの体のメカニズムを知る必要があります。

 

具体的には、私たちの体は筋肉が緊張すると筋肉の内部にある血管が圧迫され、血液循環が悪くなります。

 

血液循環が悪くなると、それぞれの筋肉へ十分な酸素や栄養を送り届けることができません。

 

私たちの体は血液を通して、全身に酸素や栄養を届けているため「血液循環が悪い=体全体が栄養不足」となります。

 

こういった状況に陥ると筋肉自体が酸欠、栄養不足になりますから、疲労物質が蓄積してしまうんです。

 

つまり、肩や腰痛のこりの正体は酸素や栄養が供給されないために、疲労が蓄積した状態のこと。

 

見方を変えれば、筋肉の緊張によって酸素や栄養が供給されていないわけですから、筋肉の緊張をほぐし、血液循環を正常に戻せばこりも解消するということですね。

 

肩や腰痛のこりが発生する原因

筋肉の緊張によって、血液循環が悪くなり十分な酸素や栄養が行き渡らずに、疲労物質が蓄積した状態がこりでした。

 

ではことの発端である筋肉の緊張はどのように生じるのでしょうか。

 

ここでは、肩や腰痛のこりが発生する原因を、筋肉の緊張という観点からみていきたいと思います。

 

長時間のデスクワークやスマホ操作

デスクワーク

現代人の多くが長時間のデスクワークやスマホ操作によって、長い間画面を見続けています。

 

私たちは画面を見続けている間、目の水晶体という部分の厚みが変化して、ピントを調整しているのですが、水晶体の厚みを変化させるには毛様体筋(もうようたいきん)と呼ばれる筋肉を収縮させる必要があるんです。

 

本来、毛様体筋は収縮することでその柔軟性を維持しているのですが、画面を見続けてしまうとずっと緊張したまま収縮できません。

 

このような状態が続くと、筋肉の緊張によって、血管が圧迫され、さきほど申し上げたこりにつながってしまいます。

 

こういった症状はいわゆる眼精疲労ですが、筋肉の緊張によって発生するメカニズムとしてはわかりやすいのではないでしょうか。

 

姿勢が歪んでいる

猫背

長時間のデスクワークや、スマホ操作と同様に筋肉の緊張を引き起こす原因の1つに「姿勢の歪み」があります。

 

さきほどご紹介したデスクワークやスマホ操作もそうですが、眼精疲労のほかに、ずっと下を向いたまま長時間作業しますよね。

 

こういった状態ですと、頭部の重さによって肩や首など周辺の筋肉がピンと張ったままの状態となります。

 

また長時間歪んだ姿勢を継続することで、ストレートネックといって、本来であればゆるやかなカーブを描くはずの首の頸椎がまっすぐの状態に。

 

このまま歪みが進行すると、姿勢は前屈みとなり顔が突出した状態になりますので、姿勢の歪みから周辺の筋肉まで緊張が発生します。

 

こうした状態を放置してしまうと、こりがひどくなるばかりか、頭痛や腰痛、骨盤の歪みにも発展。

 

場合によっては整形外科に通院しなければならない方もいらっしゃいます。

 

自律神経のバランスが乱れる

筋肉の緊張を引き起こす原因は、姿勢の歪みやデスクワークだけではありません。

 

たとえば、自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、それぞれに役割が決まっています。

 

具体的には、日中仕事や家事をしているときなど活動中は交感神経が優位になり、休憩時間中やリラックスしているときは副交感神経が働きます。

 

つまり、私たちの体は交感神経と副交感神経のバランスが整っているからメリハリのついた生活が送れます。

 

しかし、過度のストレスによって自律神経のバランスが崩れると、本来なら副交感神経が働くべきシーン(休憩・お風呂・就寝時)にも交感神経が優位な状態に。

 

交感神経が強く働くと、私たちの体は筋肉の緊張が強まるため、血液循環が悪くなりこりが発生しやすいです。

 

こりを発生させないためには、姿勢の歪みや長時間のデスクワークだけでなく、リラックスできる環境を整えることも重要ですね。

 

寒さによって血管が圧迫する

皆さんは、急に寒くなると肩をすくめるような仕草をしませんか?

 

そうです。実は筋肉の緊張は、環境要因である寒さによっても発生します。

 

私たちの体は、急激に寒くなるとそれに対応できず、体を震わせて寒さを凌ごうとします。

 

具体的には、体を震わせることで、筋肉に熱を発生させ体温を上げようと体温維持機能が発動。

 

また同時に体を震えさせ、生命を維持するために抹消血管に収縮が発生します。

 

抹消血管を収縮させることで、血流を中枢側へ戻そうとするわけです。

 

非常に大切な生命維持機能ですが、寒さによって抹消血管が収縮すると、当然筋肉が緊張しますよね。

 

このときに、こりが発生します。

 

特にこれから寒さが増す季節になると、寒さによるこりが増えますから、防寒対策をしっかり心がけましょう。

 

肩や腰痛のこりを解消する対処法とは

肩こりに悩む女性

ここまで、肩や腰痛に生じる「こり」の正体や、こりにつながる筋肉の緊張が起きる原因について言及しました。

 

ここでは、肩や腰痛のこりを解消するための対処法についてご紹介します。

 

長時間のデスクワークを改善する

まず現代人に多い長時間のデスクワークやスマホ操作を見直しましょう。

 

ずっと同じ画面を見続けていると、眼精疲労を伴う筋肉の緊張が発生します。

 

対処法としては、全く画面を見ない時間を少なくとも1時間に1回は作りましょう!

 

1時間ごとに10分の休憩を挟み、遠くを眺めるなどの対処法が重要です。

 

タイ古式マッサージで歪んだ姿勢を戻す

施術の様子

次に、日頃からクセになっている姿勢の歪みを直しましょう。

 

歪んだ姿勢をご自分で直せれば一番良いのですが、一度付いたクセはなかなか自分では気付きにくいもの。

 

たとえば、リラクゼーション・マッサージVillaでも取り扱っている姿勢の矯正も可能なタイ古式マッサージで歪みを修復してあげましょう。

 

また、歪み修復後もどのような姿勢で歪んでしまうかを状況別に理解し、正しい姿勢で過ごすことが重要です。

 

Villaでは歪みに詳しいセラピストがこうしたご相談に対応しています。

 

リンパマッサージで副交感神経を優位に

施術の様子

自律神経において交感神経が強く作用すると、血管が収縮し、筋肉に緊張を伴います。

 

日頃のストレスから、緊張しやすいという方は半身浴やリンパマッサージなどリラックス作用で知られる対策が必要です。

 

リラクゼーション・マッサージVillaでは、バリ式リンパマッサージがリラックス作用にとても人気があります。

 

全てオイルを使い、手のひらと指でオールハンド施術。

 

リンパの流れに沿って施術を行うため、こりや疲労回復はもちろん、むくみやくすみ取り、自律神経のバランスを整えたい方にもおすすめです。

 

ぜひ、こりだけでなく自律神経のバランスも整えたいという方は、海外研修で実績を積んだVillaのバリ式リンパマッサージにお越しください。

 

まとめ

本記事では、肩や腰痛に生じる「こり」の正体やメカニズム、そして対処法をご紹介しました。

 

ぜひ、こりについての理解を深めて筋肉の緊張が少ない生活習慣を見つめ直してみましょう。

 

またリラクゼーション・マッサージVillaでも全身のこりや自律神経のバランスに対応した施術メニューが豊富ですのでぜひお気軽にご相談ください。

 

皆さまのお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております。