寝ている時に足がつるのはなぜ?知っておきたい予防法

2020/12/30

2020/12/30

はじめに

テレビなどで、スポーツ選手が足がつっているところを見ること、多いと思います。
そこまで激しいスポーツをしていないのに、寝ている時突然足がつる経験って1度や2度あるんじゃないでしょうか?
年に数回程度ならやり過せても、あまり頻繁になると睡眠不足につながる心配も…。
今回は夜中に足がつる原因や対処法、タイ古式マッサージが足のつりに効果的な理由などをお教えします。

 

寝てる間に足がつる理由

1日のうち、寝ている間に足がつることが一番多いのではないでしょうか?
その最大の理由は寝ている時、脛と足の甲が長時間一直線になるため、感覚が鈍感になってしまうからなんですね。
また、体が冷えたり、汗をかいてミネラルを大量に消費したり、血行の悪化なども寝ている間に足がつりやすい原因だと言われています。

足がつる原因

では、そもそもなぜ足がつるのか、その原因について見ていきましょう。

 

ミネラル不足

足がつる最大の原因はミネラル不足だと言われています。
特に夏場の暑い時期は汗をかきやすく水分が失われやすいため足がつりやすいことが分かっています。
日中ならこまめに水分補給ができますが、夜中は長時間水分補給ができない状態です。
足のつりを予防するためだけでなく、熱中症対策のためにも寝る前に水分補給を心掛けましょう。

 

筋肉疲労

過度に運動や仕事をしたり、日ごろ使わない筋肉を使った場合も足がつる原因となります。
日ごろ足の腱を伸ばしたり縮めたりして動かすことができるのは脳へどれくらい筋肉を伸ばせるのか伝達されているから。
でも、疲労によって乳酸が大量に発生するとこの機能が低下します。
すると、筋肉は異常を漢字ふくらはぎが急に収縮してしまい、足のつりが起こるのです。

 

血流が悪い

体の中の血液は時に停滞することもあります。
すると、血液に含まれるミネラル分が異常をきたし筋肉が急激に収縮したりします。

ただ、今のところ足がつる明確なメカニズムは分かっていません。
夜中突然足がつって激痛がするのに、収まると痛みが全くなくなるのは不思議としか言いようがありません。

 

加齢とともに足がつりやすくなるのはなぜ?

歳を取ると、足がつりやすくなることが分かっています。
その理由は歳とともに、
・運動量が減る
・筋量が減る
・血行が悪くなる
・疲労物質の排出機能が低下する
・末梢神経が興奮しやすくなる
などが考えられます。

夜中に足がつった時の対処法

では、夜中に寝ている時突然足がつってしまったら、どうすればいいのでしょうか?
1.足首を回しましょう。
2.力を抜き、どの角度が痛みが少なくて済むか確認します。
3.足先を少しずつ伸ばしていきましょう。

足をつるというのは筋肉が急激に収縮して起こる現象なので、力を抜き少しずつ伸ばしていく…というのが基本。
そうすれば、痛みが和らぐはずですよ。
夜中突然痛くなると、どうしても体に力が入ってしまいますが、それだと逆効果です。
足がつったらできるだけ冷静になり、ゆっくりと筋肉を伸ばすよう心掛けましょう。

足がつらないための対処法

では、夜中突然足がつらないようにするための、対処法についてお教えします。

 

ミネラル分を摂る

特に夏場は汗をかくためミネラル分が減少します。
ミネラルとはカリウムやマグネシウム、カルシウムなどを指します。
ミネラルには筋肉の動きをスムーズにする役割がありますが、バランスが崩れてしまうと筋肉がうまく動かせなくなります。

ただ、ミネラル不足は自覚できないので、こまめに水分補給することが大切。
暑い時期はスポーツドリンクなどをこまめに飲むといいでしょう。
寝る前に水分を摂っておくと、足のつりを防止できます。
また、次のような食品を積極的に摂るのもおススメです。

マグネシウムを含む食品
・アーモンド
・納豆
・ほうれんそう

カリウムを多く含む食品
・乾燥こんぶ
・乾燥わかめ
・切り干し大根
・乾燥ひじき

カルシウムを多く含む食品
・もめん豆腐
・プロセスチーズ
・牛乳
・小松菜

など。

 

体を温める

足がつりやすい方はゆっくりとお風呂に浸かるのがベスト。
湯船に浸かれば、体が温まるだけでなく疲労を回復しやすいです。
ただ、どうしてもゆっくりお湯に浸かることができない場合は足湯などで温めるだけでもかまいません。
洗面器やバケツなどにお湯を入れ、足を浸けるだけでカンタンに足湯ができますよ。

注意したいのは寝ている間体を温めようと布団を何枚も重ねたり、厚着しすぎること。
逆に汗をかきすぎてしまい、水分不足になってしまいます。

 

お酒を飲む時に気を付ける

お酒が好きな方で寝ている間によく足がつる方はミネラルのバランスが崩れていることがほとんどです。
お酒を飲むと利尿作用により水分が失われるほか、アルコールを分解する際肝臓がミネラルを大量に使ってしまうそう。

お酒を飲まないのがベストですが、どうしても飲みたい場合はおつまみにミネラル分が多いものを選びましょう。
たとえば、上で書いたアーモンドやプロセスチーズなどがいいですね。

 

布団は軽いものを

寝ている間の足をのつりを予防するには軽い布団を使うのがいいでしょう。
重い布団を使うと、仰向けに寝た場合どうしても足首が伸びてしまいます。
そうすると、ふくらはぎの筋肉が収縮しバランスが崩れ足がつりやすくなるからです。
どうしても重い布団で寝る場合は横向きを心掛けてくださいね。

 

スクワットをする

スクワットも足のつりを防止するのに効果的です。
スクワットをすると、足の筋量の低下が防止できたり、血行がよくなり筋肉疲労回復にも役立ちます。

1.肩幅に両足を開いて立ち、両手を前へ伸ばしましょう。
2.ゆっくりとひざを曲げたり伸ばしたりします。

この時、体が前へ倒れてしまうと腰に余計な負担がかかるため、両手を水平にキープして行いましょう。
一度にでなくていいので、1日のトータルが100回くらいになるよう毎日続けてみてはいかがでしょうか?
夜中に足がつる回数が減っていくはずですよ。

 

ストレッチする

デスクワークなどで長時間座ったままの方や立ち仕事の方はストレッチがおススメ。
こまめにストレッチや屈伸を取り入れれば、足のつりを予防できますよ

 

寝てる間の足のつりにはタイ古式マッサージがおススメ

毎日の生活の中でちょっとしたことに気を配るだけで、寝ている間の足のつりが予防できます。
ただ、自分でのケアだけだとどうしても限界があるため、定期的にプロに施術してもらうのがおススメ。
villaのタイ古式マッサージなら夜中の足のつりに効果的です。

タイ古式マッサージは体のゆがみを改善でき、血行をよくし筋肉疲労が改善されるため、足のつりを防止できたり…など、さまざまな効果があります。
ほかにも、肩こりや腰痛、四十肩や五十肩、骨盤矯正、生理不順…など、さまざまな体の不調に効果があると言われています。

 

まとめ

寝ている時に足がつる原因や対処法、タイ古式マッサージをおススメする理由について解説しました。
気持ちよく寝ているのに突然足がつってしまうのっていやですよね?
特に中年以上の方は足がつりやすくなるので、要注意です。

毎日の生活の中で予防するのはもちろんのこと、定期的にvillaでタイ古式マッサージを受けてみてはいかがでしょうか?
足のつりが収まるだけでなく、体のさまざまな不調が改善されるはずですよ。

スタッフ一同心をこめて施術させていただきますので、ぜひ一度お越しくださいね。