体の歪みの原因とは?セルフチェックの方法やおススメストレッチ

2020/12/24

2020/12/24

はじめに

 

最近、腰痛や肩こりがひどくなった…と感じている方、それって体の歪みが原因かも。
ただ、なぜ体が歪むのかその原因を知らないと、根本的な解決にはつながりません。
そこで、ここでは体が歪む原因やセルフチェックの方法、効果的なストレッチ法などをご紹介します。

 

身体の歪みの原因

 

特に思い当たることがないのに、なぜ体は歪んでいくのでしょうか?

 

生活習慣

体が歪む原因に長時間のデスクワークや姿勢の悪さ、足を組む、スマホを長時間操作する、右肩にかばんをかける癖がある…など、日常生活の習慣や癖が原因で体が歪んでしまいます。
片方ばかり使っていると、そちらの筋肉ばかりついてしまうため、骨盤や背骨が歪んでしまうそうですよ。

つまり、知らず知らずの間に、体が歪む原因を自ら作っているのです。

 

運動不足

運動不足も体の歪みの原因になります。
運動不足が続くと、筋力が落ちてしまいますよね?
人間の体は全身のさまざまな筋肉により上下左右、前後でバランスを保っていますが、運動が不足すると筋力の低下からバランスが崩れてしまい体が歪んでしまうんですね。

 

身体の歪みセルフチェック

 

では、ご自分の体が歪んでいるかどうかチェックしてみましょう。

1.猫背である
2.腰が反っている
3.肩の高さが左右違っている
4.体が左右いずれかにねじれている
5.XもしくはO脚である
6.背骨が左右いずれかに倒れている
7.足の裏の重心に偏りがある

このうち1つでも当てはまるものがあれば、体が歪んでいると言えます。

背伸びの様子

身体が歪むと起きる身体の不調

 

体が歪んでしまうと、さまざまな不調に悩まされることが分かっています。
どういう症状があるんでしょうか?

 

冷え

血行が悪くなると、手足など体のすみずみまで血液が行き届かなくなります。
さらに、内臓の機能が低下するため、体の奥から冷えが起こると言われています。
体の臓器を温めようと血液が流れるので、手足はさらに冷えることに…。

「分厚い靴下や使い捨てカイロで温めればいいのでは?」と思われるでしょうが、その程度では体の芯から温めることはできません。

 

お腹周りに贅肉が付く

体の不調とまでは言えませんが、体の歪みによってお腹周りに贅肉が付いてしまうことも。
骨盤が傾いたり開いたりすることでくびれがなくなったり、高さに差が出てしまいます。
さらに、内臓が下がってしまうのでポッコリお腹になってしまいボディラインが崩れてしまいます。

 

むくみ

骨盤の歪みによってその周りの筋肉に余計な負担がかかるため、硬くなり血行が悪くなります。
すると、水分の代謝が悪化しむくんだり、便秘になることもあるようですね。
「思い当たることがないのにむくみがひどい…」という方は体の歪みが原因かもしれませんよ。

 

腰痛

骨盤は体を支える役目がありますが、歪むことで体の他の部分にその分の負担がかかります。
そうすると、腰の筋肉に必要以上に負担がかかり、腰痛が起きることがあります。

 

生理痛

体の歪みと生理痛が関係あるなんてイメージしづらいと思います。
骨盤の位置は子宮の周りにあるため、歪んでしまうと卵巣や子宮に負担がかかり生理痛や大量の経血に悩まされることがあるそうです。。

 

その他

体が歪むと腰痛など痛みが起きたところをかばおうと別の部位に負担がかかり痛みが起きる…という悪循環も…。

ほかにも、神経の働きや血液のめぐり、消化器官などへの悪影響もあるようです。
たかが体の歪みと侮らず、根本的に解決できるよう努めましょう。

 

身体の歪みを改善するストレッチ法

 

では、日常生活の中のちょっとしたスキマ時間にできる、体の歪み改善ストレッチ法をご紹介します。

 

椅子に座りながらストレッチ

1.椅子に座り両手を上げましょう。
2.右手で左手首をつかんで左のわき腹を伸ばすように、ゆっくりと状態を傾けていきましょう。
3.ゆっくりと呼吸しながら30秒ほどキープします。
4.反対も同じように行います。
それぞれ3セットずつ行うと効果的。

 

ねじりのポーズ

1.あぐらをかいて座ります。
2.左の太ももをまたぐようにみだり足を移動させ、背筋を伸ばし胸を張って右ひざに左ひじを当てましょう。
3.息を吐きながら上半身をねじりましょう。
30秒ほどこの体勢をキープし、反対側も同様に3セットずつ行いましょう。

 

上体倒しストレッチ

1.ひざ立ちになり腰に手を当てます。
右足を前に出し体重をかけながら左足の付け根を伸ばしていきます。
上半身をまっすぐ立て5秒ほどキープしましょう。
2.お尻を後ろに引いて上半身を前に倒しましょう。
右足で両手をつかみ右の太ももの裏を伸ばしましょう。
5秒ほどキープ、1に戻ります。

 

内転筋のストレッチ

1.四股を踏むように両ひざを180度開きます。
2.床と平行になるように中腰の姿勢になりましょう。
手は両膝に置いておきます。
3.どちらかの肩を入れるようにひざを押せば、押された側の足の内転筋が伸びるはずです。

 

日常生活で出来る身体の歪み改善法

 

ストレッチも有効ですが、日常生活の中でできる体の歪み改善法についても見てみましょう。
上で申しました通り、体の歪みの原因は毎日の生活の中に潜んでいるため、ちょっとしたことを心掛け、体の歪みが起きないよう努めましょう。

たとえば、
・鞄を持つ時は左右交代に持つようにする
・猫背にならないよう気を付ける

だれでも、利き手や利き足があるので、日常生活で片方ばかり使わないよう心がけるだけでも体の歪みは改善します。
気がついた時、持ち替えたり反対側にするなどを心掛けてみてくださいね。

 

身体の歪みにタイ古式マッサージがオススメ

 

毎日の生活の中の生活習慣や癖などを見直すことも大切ですが、プロにタイ古式マッサージの施術を受けるのも効果的です。

 

タイ古式マッサージの特徴

タイ古式マッサージを行う際、ゆっくりとストレッチしながら呼吸をします。
ストレッチしながら呼吸することでゆっくりと長く呼吸できるため、肺の中を酸素でいっぱいにでき、体の酸化を防止できると言われています。
この呼吸法は釈迦が悟りを開いた時の呼吸法。
アルファ波が長時間発生し、瞑想状態を保つことができ、集中力アップにつながるとも言われています。

 

タイ古式マッサージの効果

タイ古式マッサージはさまざまなマッサージ法の中でも気持ちよく爽快なマッサージと言われるほど。

ストレッチングや指圧、矯正、整体などさまざまな手法があるのも特徴的。
人間の体にはタイ語で「セン」と呼ばれるエネルギーラインが存在します。
タイ古式マッサージを行うことで体の歪みが改善することが分かっています。
歪みが改善すれば、筋肉疲労や筋肉痛、血管や神経への圧迫が軽減する、むくみや腰痛、神経痛にアプローチすることも可能です。

ほかにも、生理不順や四十肩、五十肩、腰痛、肩こりなどにも効果があるほか、血液やリンパの流れがよくなり、全身のさまざまな器官や疲れ、歪みがよくなり、免疫力アップにつながるとも言われているんですよ!

 

施術の様子

 

まとめ

 

体の歪みの原因や不快な症状、おススメのストレッチ法などをご紹介しました。
ぜひ、今日からでもチャレンジしていただければと思います。

と同時に、体の歪みが気になる肩は体の歪みの原因となる生活習慣や癖、運動不足を見直す必要があります。
ただ、自分だけで根本的に体の歪みを改善するのは難しいと思います。
定期的にプロの力を借りて改善に努めるのも手ですね。

villaではみなさんの体の歪みが改善するようお手伝いを行っております。
ぜひ、当店の質の高い施術を受けていただければと思います。