マッサージ後の揉み返しと好転反応の違いや見分け方を解説
2020/12/14
2020/12/14
こんにちは!全国でリラクゼーション・マッサージを展開する「asian relaxation Villa」です。
突然ですが、マッサージ後に体の不調として現れる「揉み返し」と、体を正常な状態へ修正する「好転反応」との違いをご存知ですか?
今あなたが感じている体の不調が揉み返しなのか、好転反応によるものなのか見分けがつきにくいですよね。
「揉み返しによるだるさだったらどうしよう」と不安な方も多いと思います。
本記事では、もみほぐし・タイ古式マッサージ・バリ式リンパマッサージを全国で展開するVillaが揉み返しと好転反応の違いや見分け方、それぞれの対処法についてご紹介します。
記事をご覧になることで、施術後の体調の変化を正しく理解でき、状況に応じた対処法も学べます。
ぜひ、参考にしてください。
揉み返しと好転反応とは?
揉み返しと好転反応の違いを知るためには、まずそれぞれの意味を理解することが大切ですよね。
揉み返しと好転反応を簡潔にご説明すると以下の通り。
- 揉み返し:誤った施術によって生じる筋肉の炎症等の不調
- 好転反応:体が正常な状態へ戻る際に生じる一時的な不調
揉み返しとは、「誤ってツボを強く刺激してしまった」「刺激するツボを間違ってしまった」など施術ミスによって引き起こる筋肉の炎症を指します。
旦那様に肩揉みをお願いすると、加減がわからず、ついつい強く揉まれてしまい翌日さらに肩凝りがひどくなったという経験はありませんか?
そう、まさにこういった状態が揉み返しです。
誤った施術により筋肉を傷つけてしまうため、その周辺が炎症となって現れます。
一方で、好転反応とはマッサージを受けることで、血液やリンパの流れがよくなり、これまで滞っていた毒素や老廃物が排出に向けて体中を巡ることで、不調として現れます。
そのため、症状は施術した場所ではなく、体のだるさやかゆみなど全身に現れる傾向。
好転反応も揉み返し同様不調として現れますが、通常2〜3日経過すると体が正常に戻ります。
このように、どちらも体に不調として現れますが、良い方向に転じる好転反応と、不調そのものである揉み返しとでは大きな違いがありますよね。
次章ではより具体的に、揉み返しと好転反応の違いについてみていきましょう。
揉み返しと好転反応の違いについて
ここでは、多くのお客様が気になる揉み返しと好転反応の違いについて、具体的にご説明したいと思います。
それぞれの違いを深く知ることで、施術後の体の不調に適切に対処できるようになります。
ぜひ違いを知って、適切に対処し体を健やかな状態に保ちましょう。
症状が異なる
揉み返しと好転反応は、第一に症状が異なります。
もちろん、それぞれ似た症状もあるため一概に断定はできないものの、以下のような症状によって見分けましょう。
<揉み返しの症状>
揉み返しの場合、誤った施術方法によって筋肉の繊維を傷つけてしまったことが原因で発生します。
ですので、筋肉の炎症に関連した症状が中心です。
具体的には、「施術した箇所に痛みがある」「施術した周辺の凝りがひどい」「頭痛や吐き気がする」など。
もちろん人によって症状に違いはありますが、施術箇所が痛い又は凝りがひどい場合には揉み返しを疑ってみると良いでしょう。
<好転反応の症状>
揉み返しとは違い、好転反応はこれまで滞っていた血液やリンパが施術によって循環し、一時的に毒素や老廃物が体を巡ることで発生します。
つまり、揉み返しのようにピンポイントに症状が現れるのではなく、体全体に発生します。
具体的には、「体に倦怠感がある」「眠気がする」「全身が火照る」「全身に汗をかく」など。
もちろん、揉み返しと同様にピンポイントに症状が現れることもあるため、断定はできません。
しかし、施術箇所以外にも痛みやだるさが生じることから、何度か好転反応を経験すると徐々に見分けがつくようになります。
好転反応は、体の不調ではありますが、症状は一時的で体を正常に戻そうとする反応です。
通常2〜3日が経過すれば、体がすっきりとした状態に。
ぜひ、症状の違いによって揉み返しと好転反応を見極めてみてください。
メカニズムが異なる
好転反応と揉み返しは、メカニズムが異なります。
揉み返しに関しては、誤った施術によって筋肉の繊維を傷つけてしまい「炎症=揉み返し」が発生します。
一方で、好転反応はマッサージによって、体の老廃物や毒素の排出が促され、体中を巡ることによって発生しますよね。
つまり、揉み返しのように筋肉そのものを傷つけているわけではありません。
そのため、症状は施術箇所だけでなく全身に現れます。
一見同じ不調のように感じますが、揉み返しと好転反応はそもそも発生するメカニズムが異なると理解しましょう。
症状の持続期間が異なる
揉み返しと好転反応の3つ目の違いとして、症状の持続期間が挙げられます。
たとえば、好転反応の場合には安静に体を休めることで、2〜3日後にはすっきりとした状態に戻ります。
一方で、揉み返しの場合には、筋肉繊維を傷つけてしまうため、痛みが3日以上続くことも。
もちろん、好転反応でも症状が長く続くこともありますが、「施術した箇所のみが痛い」「痛みが3日以上続く」といった場合なら揉み返しである可能性が高いです。
このように、揉み返しと好転反応の見分け方は、ご紹介した3つのポイントで考察するとより正確に判断できるでしょう。
揉み返しと好転反応の対処法の違い
揉み返しと好転反応、それぞれの違いを理解できたところで、実際にどう対処すれば良いのでしょうか。
ここでは、それぞれの対処法をより詳しくご紹介します。
揉み返しの対処法
揉み返しは、筋肉を傷つけてしまったことによる炎症です。
そのため、揉み返しによって施術した周辺が痛む場合には、まず患部を十分に冷やしましょう。
冷やし方としては、破れにくいビニール袋に氷や水を入れて、タオルで包み、揉み返しが発生している患部に5〜10分ほどあてます。
患部を冷やすあいだ、患部の感覚がわからなくなってしまった場合には、すぐにアイシングをやめてください。
揉み返しの痛みを確かめながら、「冷やす→止める」を繰り返します。
こういったアイシングを行うことで、徐々に炎症が軽くなりますよ。
アイシングの注意点としては、ビニール袋を直接肌にあてないでください。
急激に患部を冷やすことで、凍傷を伴う場合があります。
必ずビニール袋をタオルで包み、患部にあてるようにしましょう。
好転反応の対処法
繰り返しになりますが、好転反応は体が正常に戻るための一時的な不調です。
マッサージによって、老廃物や毒素が排出に向けて体中を巡ります。
ですので、基本的には好転反応が発生しても横になり体を休める程度で問題ありません。
ポイントとしては、老廃物や毒素の排出を促すため、コップ1杯の白湯などで水分補給を行いましょう。
水分摂取によって、リンパや血液の流れを促進し、老廃物の排出を手助けできます。
また、マッサージ後の体を冷やさないように、冷水での水分補給は避けましょう。
白湯で水分補給を行い、体が冷えないようにキープします。
体が冷えてしまうと、血液やリンパの流れが滞り、老廃物や毒素が排出されにくい状態に。
ぜひ、帰宅後も手足の冷え、全身の冷えには十分注意してください。
このような対策で生活すると、通常2〜3日ですっきりとした状態に戻ります。
好転反応があまりにも長く続く場合には、好転反応以外の可能性もありますので、一度医療機関を受診してくださいね。
まとめ
マッサージ後にやってくる体の不調は、揉み返しや好転反応どちらなのか、なかなか判断がつきにくいですよね。
しかし、痛みやだるさが発生する患部の違いや、症状の持続期間、発生するメカニズムを見分けることで、徐々に判断がつきます。
最初は区別することも難しいかもしれませんが、ぜひ本記事を参考に違いを見極めてください。
また、揉み返しや好転反応の対処法についても理解することで、早期に体の不調に対応できるようになります。
それぞれの対処法についてもぜひ参考にしてくださいね。
Villaの施術は、揉み返しのこない施術を取り入れています。
お客様によっては好転反応が現れる場合もありますが、1〜2日ほどすると「体が楽になった」という嬉しいお声が聞かれています。
他のマッサージ店の揉み返しでお悩みの方も、ぜひVillaへお越しください。
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