2022/02/18
腸活しませんか?
『腸活』とは?
もともとは便秘や下痢などの悩みを持つ人や、美容に関心のある女性たちが注目し始めた「腸活」ですが、最近では、健やかな毎日を過ごすために大切だと広く認識されるようになりました。
私たちの腸内には約500〜1,000種類、約100兆個もの細菌が存在しており、特に小腸から大腸にかけて生息しています。
これらの様々な細菌がバランスをとりながら腸内環境を良い状態にしています。
実は、「腸内環境」を決めているのは、腸内に存在する細菌たちなのです。
腸活ではこの「腸内フローラ」のバランスを整えて、維持することが大切なのです。
毎日の食生活で『腸内フローラ』を整えよう
肉類や魚介類、卵、乳製品などに含まれている動物性たんぱく質や脂質の多い食事に偏ってしまうと、悪玉菌が増える原因になります。
腸内に多くの種類の菌が存在する「多様性」というのも、整った『腸内フローラ』の重要なポイントです。
いろいろな食品を楽しんで食べることが、腸内細菌の多様性を高めるため『腸内フローラ』にも良い影響をもたらします。
また、『腸内フローラ』を整える(=腸活)ために大切なのは、善玉菌を増やすものを積極的に摂ることも大切です。
腸の代表的な働きについて
腸は食べ物を消化し栄養を吸収した後、老廃物や出たカスを排出している臓器です。
消化された食べ物の栄養やミネラルを無駄なく吸収し、また、病原菌やウイルスを排除する免疫細胞が多く存在おり、身体の免疫の要としての働きも担っています。
腸活の目的
腸活をすることで、回復力が強くなり、ストレス耐性が上がったり、免疫力が高まり、病気にかかりにくくなるという効果も期待できます。
また、従来、腸がメンタルや美容に影響するとは思われていませんでしたが、最新の研究では腸が予想以上に私たちへ大きく影響することがわかってきました。
腸を通じて、さまざまな身体の機能を改善しましょう!!
腸活のやり方
1.食事
腸内環境を整えるためには、善玉菌を優勢にしておくことが大切です。
そこで食事を通して積極的に摂取したいのは、
発酵食品、食物繊維、オリゴ糖の3つです。
- *発酵食品
- 納豆、キムチ、味噌、ヨーグルトなど
これらの食品には、乳酸菌やビフィズス菌、酵母菌、麹菌などの善玉菌が多く含まれていて、腸に良い影響を与えてくれます。 - *食物繊維
- ・水溶性食物繊維
昆布、わかめ、こんにゃく、果物、大麦など
粘性によって胃腸内をゆっくりと移動し、腹持ちが良いのが特徴です。大腸内で発酵・分解されるとビフィズス菌などが増え、整腸効果を実現してくれます。・不溶性食物繊維
穀類、野菜、豆類、キノコ類、果実、海藻、甲殻類など
保水性が高く、胃や腸で膨らんで便通を促します。また、これらの食品が発酵・分解されると、ビフィズス菌などの善玉菌が増えて、腸内環境が改善されます。 - *オリゴ糖
- 大豆、ゴボウ、アスパラガス、玉ねぎ、にんにく、バナナなど
オリゴ糖は善玉菌のエサになるため、善玉菌に効果的に働きかけることができます。
これらの食品の食べ方にも注意が必要です。
例えば、善玉菌のエサになるオリゴ糖や食物繊維と善玉菌を含む乳酸菌は相性が良く、組み合わせて食べると高い効果を期待できます。
ヨーグルトにはちみつ、ヨーグルトにバナナなどはおすすめの食べ合わせです。
2.睡眠
自律神経を整える
腸は脳と密接な繋がりがあります。
そのため、自律神経が乱れる生活をしていると腸内の働きも乱れ、便秘になったり、お腹をこわしたりすることがあります。
質の良い睡眠をとって、自律神経を整えることも腸活には大切なのです。
3.運動
筋肉を鍛えることで血行がよくなり、胃腸や脳に酸素と栄養素が行き届きやすくなります。
さらに、筋肉をつけることで姿勢もよくなり、内臓は圧迫されず本来の機能を発揮しやすくなりますよ!
おすすめ!腸のマッサージ
当店でも人気オプションメニューの腸もみがまさに腸のマッサージ。マッサージする事で、腸のぜん動運動が活発になり、消化、吸収、排泄といった本来の仕事がスムーズに。また、マッサージする事で腸が温まり、腸の周辺の臓器にもいい影響を及ぼすためおすすめですよ(*^-^*)