昨日11月4日は2022年(令和4年)の一の酉(いちのとり)でした。浅草の鳳神社・長国寺の酉の市をご存じの方も多いかもしれませんね。

私もヴィラ平和島がある東京都大田区大森の、鷲(おおとり)神社に熊手を買いに行ってきました。

酉の市では、開運アイテムとして多くの熊手が販売されています。

それぞれの熊手商が、防寒を兼ねて昔ながらの半纏(はんてん)を着て、威勢のいい手締めをあちらこちらでやっています。

熊手をお客さんが買うと、火打石でカチカチと厄除けを願いながら、三三七拍子でリズムよく掛け声をかけていきます。

しばらく神社の境内を歩きながらみていると、店員さんが元気よく声がでている店舗は人気があるようで、次々と売れていきます。

あれだけ声を張って仕事をするのも大変でしょうが、熊手商の書き入れ時はまさにこの11月の酉の市。

熊手はそれぞれの店舗で職人さんがひとつずつ手作りで作っている商品です。一年間材料をそろえ、この日のためにずっと準備してきているのです。

一年間のすべてをぶつけて、忙しいながらもイキイキと働いている熊手屋さんの手締め、三本締めは本当に力をもらえるなと感じました。

三本締めは関東独特のリズムのようでお国ごとに違いがあるようですね。

でも、やっぱり関東出身のお祭りである酉の市には三本締めが似合っています。

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