2024/01/12
体の漢字に「月」が多いワケ。。
こんにちは♪
Villa楽々園店です(^-^)
胸、腹、脳、腕、腸、腰、膝、骨、肺、肘、肩…
普段普通に使用する、体に関連する漢字にはほとんど「月」が入っています。
ふとなぜ体に関する漢字に「月」が入っているか調べてみましたのでぜひ豆知識として覚えてみてください(^▽^)
医療用語などを聞いたり見た際に、並んだ漢字にはたくさんの「月」が確認できます。
例えば、「腹腔動脈(ふくくうどうみゃく)」と言う名前の血管があるのですが、
この単語は4文字中3文字が「月」を含みます。Σ( ˙꒳˙ )
体に関連する漢字が持つ「月」と言う部首は「にくづき」と呼ばれており、
空に浮かぶ「月」とは関連がありません。(⊙⊙)!!
体に関係のあるほかの「にくづき」には骨、腫、筋、脂肪、腱、背中、細胞、腺などなど。。。
しかし、頭にくっついた部位には脳以外なぜか「月」はつかないのです!
目(眼)、口、眉、耳、髭、髪、唇などなど。。
漢字のへんに注目すると、月へんには「つきへん」「にくづき」の2つがあります
(「ふなづき」も含めると3つ。)
「つきへん」は星の月に絡む漢字が多く、朧、服、朋など。
つくりに月があるのが、明、朗、期、朔などがあります。
しかし肉体に関係するのは「にくづき」という部首になるが書き方はほぼ同じで、
この2つの部首はいずれも象形文字を由来にする漢字なのです!
「つきへん」は図の通り、欠けた月に絵から派生したものです。
そして「にくづき」も図のように
肉を切った断面の絵から作られた象形文字で結果漢字となってからは
同じに見える「へん」「あし」となったのです。
漢字の由来は様々だと思うのですが体の「肉体」に関連する漢字に
「月」が含まれる理由が納得できるかと思います。